\プロフィールはこちらをどうぞ/
一度、夏休みに行って行列にひるんでしまった、長野市の行列のできるラーメン屋さん「鍾馗(しょうき)」。
夏休みの終わった土日なら大丈夫だろうと、高をくくって行ったら…
今回も見事大行列\(^o^)/
土曜の12時から並んでちゃ、ダメですね、もっと気合入れて早く行けばよかったのか…などと並んでも後の祭り。
もう、いいや。
行列に並ぶのは大の苦手の妻りんごですが、オットだいずの熱意に負けて並ぶことにしました。
権堂のお花屋さんがある辺り、ご存知でしょうか?
そこに暖簾も看板もないけれど、行列だけがあるんです。
それが何よりの目印。行列に並びつつ、スマホで仕事を片付けられたので、まあ有意義でした。
文庫本、スマホ、タブレットは必需品ですね!
店内に足を足を踏み入れたのは行列に並んで1時間後のことでした。
このお面みたいのが、「鐘馗」らしいです。
中国の民間伝承の神様で、関西では玄関に飾る風習があるとか…
知らなかった…
店内に通されてすぐ、食券が買えます。▼▼▼メニュー詳細はこちら▼▼▼
6種類のラーメンに、それぞれロース・バラ・肩ロース・かけがあります。
トッピングの「燻製卵」(60円)、「塩メンマ」(50円)、「ごはん」(50円)、「梅干しごはん」(100円)もあります。
*中華そば
ロース・バラ・肩ロースは780円。かけは580円
*本節中華そば
ロース・バラ・肩ロースは910円。かけは710円
*あご煮干し中華そば
ロース・バラ・肩ロースは910円。かけは710円
*あご煮干し塩そば
ロース・バラ・肩ロースは910円。かけは710円
*鮪節塩そば
ロース・バラ・肩ロースは910円。かけは710円
*枯本節節塩そば
ロース・バラ・肩ロースは920円。かけは720円
そして憎い心遣いがこちら。
「ネギ・チャーシューなど苦手な具材があれば返金します」制度。意気揚々と「かけ」を注文してしまったのですが、ほんっとに素の麺だけなのです。
「お肉入りーチャーシュー=ネギ入りラーメン」という方程式が正解だった…!
店内はなんと7席のみ。
そりゃ、行列も動かないワケです。
男女関係なくお客さん多数。20代~30代の若い方が多いですね。
ようやく案内されたお席!
カウンターに座ると、「あれ?ここはフレンチビストロ?」みたいな気分になります。
オーナーもクマハチとかキハチとか、そっち系のシェフといった風貌。
グラス左にあるスマートな銀色のスティックは、ペッパーミルと爪楊枝でした!
ここに入る爪楊枝は、気分いいんだろうなあ…。ラーメン屋でありながら、調理の様子を見られるという新しいスタイル。
器を温める技がもう、ショーのようなので、お見逃しなく!
席に座ってしばしすると、だいずオーダーの「本節中華そば」(910円)登場!お肉は生っぽいように見えますが、私でも食べられるほどのあっさりしたものでした。
薄く上品にスライスされています。
でもやっぱり、せっかくの魚介系のスープなので、私は”肉ナシ、ネギだけ入り”が好みです。
私のオーダー「中華そば・かけ」(580円)。
ええ、プレーンなものが好きなんです(笑)美しい…。
そして一口スープをいただいて、「!!!」となりました。
よく「食べ物で行列に並ぶなんて奴は…」と語る知識人がいて、私も若干そう思っていたクチなのですが、声を大にして
「食べ物で並んでもいいじゃないか!」
と言いたくなりました。
だいずも同じだったようで、
「一口食べて、大阪でNo1のラーメンを食べに行ったことを思い出した」とのこと。
ギトギトしていないのに、コクのあるスープ。
もう、湯気が美味しかったです。
食べていたら、オーナーが奥さんに、
「よし、これで終わりだな」
と言っているのが聞こえました。
販売数を終了したら、閉店なんですね。
店内入ってすぐの提灯の明かりが目印で、私たちが帰るころには、消されていました。
一口食べてすぐに、「次回はどの味にしてみよう~?」と思わせるラーメン。
さすが、行列ができるだけのことはありますね。
皆さんのオーダーを聞いていると、「塩」が結構出ていることに気づきました。
次回は塩系をいただこうと思います!
ごちそうさまでした。
【お店詳細】
中華そば鍾馗(しょうき)
定休日/日・祝日
営業時間/11:00~なくなり次第
TEL/非公開
※私たちが土曜に行ったときは、13時半くらいでストップをかけられてました。お早目にどうぞ!