\初めての方はこちらをどうぞ/
先日のスタバ善光寺仲見世通りの記事ではたくさんのスターやお声を個人的にいただきまして、本当にありがとうございました!
スタバのあと、オトートの幼馴染Sさんのご紹介によりうかがったお店がとても良かったです。
鯛焼きならぬ”鯉焼き”で有名な「藤田九衛門商店」です。
※店舗外観はお店HPよりお借りしました。
城山小学校の正門並びにあるお店です。
昔は和菓子屋さんだったような気がします。
お店としては8年、建物は80年以上のものだそう!
ただ鯉焼きを売っているのかと思ったらお茶道具がずらり!
ここでお抹茶もいただけるのです。
▼メニュー詳細はこちら▼
プレーン鯉焼き200円~杏鯉焼250円まで種類があります。
鯉焼きのショーケースはこちらです。
そしてびっくりしたのがこのお抹茶の数々!
メニュー表が見えづらくて申し訳ないのですが、お薄はみすず550円~「天授」という超高級茶1400円まで9種類もあるんです。
そしてお薄だけでなく濃茶もあり、「大国の昔」1杯2000円~「天授」2400円までズラリ。
濃茶というのは、あのドロッとした、お茶会に行くと客人みんなで回し飲みするアレです。
このお店では、お濃茶として出して1杯、そしてそこにお湯を注いでお薄にして1杯がいただけるのでちょっとお得かも^^
せっかくなので、最高級の天授と、一番お安いみすずを注文しました。
天授は氷点て(こおりだて)で、みすずは普通の温かいものに。
お腹はいっぱいだったので、鯉焼きは1個をシェアしました。
竹炭入りの紫花豆餡です。
私はあんこものは食べたり食べなかったりするのですが、このあんこは美味しかった!
ほんのり塩気がきいていてほっくり甘いんです。
「お子さんにも食べてほしい」という思いがあるようで、原材料もいいものばかり。
お店の小上がり部分でテーブルを出していただき、そこでお点前を頂戴しました。
このすずの器は中条村の作家さんのものだそう。
こちらが最高級1杯1400円の「天授」です。
こ~れ~が~~~!
美味しい~~~!全然渋みがなくてほんのり甘くて、塩気のような奥深さも感じられるというか…とにかく普通のお茶会でもなかなか出会えないお薄でした。
こちらは一番お手頃な1杯550円の「みすず」ですが、こちらも苦みは強くなく、飲みやすかったです。
普段なら1杯1400円の抹茶なんて頼めないのですが、この日は金に糸目をつけないオトートが乗り移ったのか、頼んでしまったことを笑い、「彼の前世は英国貴族の娘で私たちは守衛とか侍女だったよね」という話で盛り上がっていたら、ここの店主さんが「僕はアフリカの戦士だったんですよ~」とサラリと乗ってきてくれて驚きつつ、ひとしきり前世トークに花が咲きました。
思わず最近天国にいったオトートの話もしたら、「魂はここにありますからねえ~」という言葉にちょっと救われました。
ガラスの器を用意していただき、Sさんと2人でシェア。
お抹茶とりわけという利休さんもびっくりのお作法です(笑)
こちらの店主さん、お話好きと見えて、お茶のことはもちろん習われている武道のことなど話の引き出しがたくさん。
お話は面白いけれど静かにお茶したいときは放っておいてくれるし、お茶は種類豊富でもちろん鯉焼きも美味しい!
久々にいいお店を見つけました。
今度は両親や友人も連れてきたいです。
ごちそうさまでした!
【お店情報】
長野県長野市東之門町400-2
営業時間/6:30~売切次第終了(冬期7:00~)
定休日/水曜日
TEL/026-219-2293
藤田九衛門商店 (喫茶店 / 善光寺下駅、権堂駅)
昼総合点★★★★☆ 4.8
あまりに気に入り過ぎたので、お店情報をたくさんお載せします^^
<HP>藤田九衛門商店について
<FB>https://www.facebook.com/FUJITAKUEMON/