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ちょいと願掛けしたいことがあり、友人とともに千曲市八幡にある武水別神社(たけみずわけじんじゃ)にお参りに行きました。
晴れた空の神社。
ソーシャルディスタンシングもばっちり確保。
交通安全祈願ができるそうで、車でグイグイ入ってお祓いなどをしてもらえるのだそうです。
わたしゃ車で神社に入ることにドキドキしましたよ…!
ところで、この神社の由来は?
養和元年に木曽義仲が横田河原の合戦の戦勝祈願をし、
勝利を得たことで知られています。
天保13年に御社が焼失してしまい、
嘉永3年に再建されましたのが現在の本殿です。
ふーん、キャッチコピーは「勝てる神社」ね。
すいません、せっかくの由来を聞いても歴史オンチなわたくしです。
中学時代に木曽義仲が江戸で「田舎もの」と呼ばれていたという話を学び、長野県民は都会に出ていくとバカにされるのかなあと不安になったことを思い出しただけでした。
以外にも見所が多く、神様一柱ずつお参りしていこうと思ったのですが、裏手にまわったら、ものすごい数の神様がずらーーーーと並んでたので、若干省略しました。
そういえば、今年初詣に行ってなかったのでこれが初詣。
ついでにおみくじも引きました。
一緒に行った友人は大吉、私は中吉。
まあ、人生そんなもんです。「結んでくのもいいけれど、見直せるよう持ち帰るのもいいものです」とは友人の談。
やたら歴史にも詳しいあなたは巫女かい?
それとも私があほなだけかしら!
私の運勢はチャンスがきても気づかないらしいので、戒めの気持ちも込めて、持ち帰ります。
そして本題はこちら!
「うづらもち」!
旧仮名の「づ」にトキメキませんか?
それにしても桜と、お席の赤と青空が昭和レトロ…というか時代劇のような風情を醸し出しています。
うづらもちは、10個入り1200円から。
え?10個から?
その後は15個、20個と続きますが、この核家族の時代に多すぎやしませんかね?!
と、思ったら、同行した友人(ここをすすめてくれた友人、千曲市出身)が、こざっぱりした顔で「10個入りを一つお願いします」と頼んでました\(^o^)/
よ、ようし、食べてやろうじゃないか!
対応してくれたお母さんがまた、白い割烹着でレトロで粋です。
本当はここでお茶もいただけたようですが、このご時世ということでやっておらず、自宅に持ち帰っていただきます。
木の皮に包まれている!
「うずらの形に似ているから、うづらもちなんですよ」と、友人。
なるほど~。うずらっぽい!
…うん、うずら?え?うずら?
ちょっと、話合わせて!
なぜ、うずら?
答え:この神社の近くの河原に、昔はうずらが群生していたから。
なるほど、適当にうずらっぽいものをつくったのではなく、本当にうずらと関係が深い神社だったのですね~。
というか、このお餅屋さん、神社がつくってるんじゃないのですね。
神社裏手の「ホテルうづらや」さんがつくっているものだそうです。
さて、そんなお餅、長さにして10㎝弱の小さなサイズ。
一つひとつ大事にいただきまーす!
ご覧ください、このこしあん!
お餅そのものも、あんこも美味ですが、周りの粉、米粉がたっぷりとついていて、噛むたびに「ぎゅっ」とする食感も好みです。
10個入りなんて余るだろうなと思っていたのですが、スイスイと2個一気に食べてしまいました。
友人と半分ずつにして5個ずつ。
オットだいず2個、私が3個、即消費。
食べたらなんだかご利益がありそう!
ごちそうさまでした。
【お店情報】
うづらや
長野県千曲市大字八幡3012
TEL/026-272-1008(ホテルうづらやさんにつながります)
※営業時間聞き忘れましたが、神社は8時半~16時半とのことです。